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負け犬の美学のRYOのネタバレレビュー・内容・結末

負け犬の美学(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

予告から

「お父ちゃん負けっぱなしだけど、最後くらいは良いとこ見せてやるぜ!」

みたいな、父と子の話が描かれるのかと思っていたら、家族側の描写は意外と希薄だった。

ひたすら打たれ、バカにされるスティーブを観ているのは、応援をしつつも、もどかしい気持ちになった。

個人的に、最後の試合に奥さんしかいなかったのは寂しかった。
事前に打たれ続ける父親を見ていたとはいえ、最後の試合に本当に応援に行かないとは。。。
しかしタレクとスティーブの微妙な結びつきが不思議だった。
好きだからという理由で、ここまで現役を続けてきたスティーブに、ある種の敬意を払っていたのかな。
エンドロール中で良かったからタレクの試合描写も欲しかったけど、スティーブの話なのでそこは蛇足か。

娘のビリー・ブレインがいい演技してた。
今後の活躍が楽しみ。
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