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愛と法のpriskyのレビュー・感想・評価

愛と法(2017年製作の映画)
3.3
南さんの「同性婚」を読んで、深く共感するところがあり、いつかお会いしたいと思っていたところ、映画になるとのことで、さっそく映画館へ。さて愛と法と。愛を「家族」、法を「弁護士としての仕事」を通して表現しているのだなと、ざっくり理解した。南さん吉田さん夫夫、施設からやってきた少年、ろくでなし子親娘、被害者とその母。いろんな家族のかたちと愛の方向性が見えた。あとは、弁護士の仕事は溜息が多く出ちゃうよね、、、と、ここも深く共感。しかし、個人的には、愛か法か、どっちかに軸足を置いたほうが、より映画としてのメッセージが際立ったかと。法の話はドキュメンタリーで語るには、簡単じゃない。だったら、愛との話をもっとしっかり見たかった。夫夫ふたりの絆とか。特に、「同性婚」を読んでいないひとには、そのあたりがあまり伝わらなかったのではと思った。
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