ズミ氏

怪怪怪怪物!のズミ氏のレビュー・感想・評価

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)
3.6
いじめられっ子が主人公で、不良グループの言いなりになっていたところから始まり。
他にもいじめられっ子の太った女の子がおり、そのこはさらに酷いいじめをうけているので、その子のようにさらにいじめられたくないので、不良のいいなりになっています。

その不良グループは、廃ビルに住んでいる老人を虐待したり、見ていて気分が最悪になる様なことを色々します。
そんな中、怪物親子の子供を捕まえてしまい、歯を抜いたり、殴ったり、見せ物にして金を稼ごうと考え、いじめられっ子に世話を命じます。

いじめられっ子は、会話はできないが怪物の子供を自分と重ねてしまい、そこからなんとか怪物を助けたいと考え出します。
そんななか、怪物の親がさらった不良たちを見つけて殺しだします。

ストーリーは、怪物ものというより、いじめ問題に焦点をあてています。
ラストもかなり衝撃的で、怪物映画のラストではないです。
いじめ問題の深刻さと追い詰められた人が取る行動の怖さを知らしめる様な映画でした。

怪物のクオリティも悪くなく、いじめられっ子が1人ずつ殺されていくシーンは迫力がありました。

いじめられっ子が、なんとか怪物の子供を助けようと不良の目を盗んで画策するところもおもしろかった。
ズミ氏

ズミ氏