タイトルとパッケージからすると完全にB級ホラーだが、
いやー、なかなか良かった
ストーリー展開にグイグイ引き込まれて、
メッセージも使い古されたものではあるが見せ方が秀逸で、
ビジュアルセンスも最高だった
特にバスのシーンは映像、音楽、演出が素晴らしい。
仏を語りながら目の前の人を誰も助けないは教師、
敵と味方を分け敵には何をしても心が痛まない男、
ゲームのように生き死の直前すらも感情が動かない女、
そして善人であろうとしながらも全てを破壊する男
色んなタイプのぶっ壊れた人たちが見れるが、
みんな愛されて来なかったのだなぁと思う。
だからこそ姉妹愛を中心原理に動く怪物に感情移入してしまう
なかなかの良作だった
