怪怪怪怪物!の作品情報・感想・評価

「怪怪怪怪物!」に投稿された感想・評価

JK制服で壁乗り越えるとかエロ過ぎますって!(笑)

僕の仲良しで特にホラーに特化されてるhorahukiさん、キナさんのお2人共が大絶賛されてた作品。
ずっと観たいと思ってたんですがやっと京都でも公開されました!

君は僕たちとは違う!って話し。
基本はホラーコメディなんやけど、テーマが辛辣。
人間の闇の部分を描いているから観てるこちら側の居心地の悪いこと。
いじめっ子といじめられっ子、どちらが人間らしい?
それと対比する怪物。
常にあっけらかんと人を傷付けるし、直接的なゴア描写も無いからそれ程グロくはないのに、ひたすら胸糞。
イジメを肯定するようなスクールカーストなんて言葉、大っ嫌い。
怪物は生きるために栄養として人を喰うんやけど、いじめっ子はただひたすら欲望のままに人を傷付ける。
いじめられっ子は自分はアイツらとは違うと思いながら、結局は自分の事しか考えてない。
登場人物みんな狂ってるけど、1番狂ってるのは英語の美人教師。
イジメを見て見ぬ振りどころか、イジメられてる方にも非があると言うわ、やたらと仏教の教えを押し付けてくるわ。
スカートめくってお尻丸出しでオナラするJKもかなり酷いけど(笑)
『ファミリーウォーズ』もそうだったけど、こう言う作品僕は苦手…。
でもお気に入りのシーンもある。
スクールバスを怪物が襲うシーン。
ヒロインが運命を悟ったのか全くジタバタせず、普段通りさりげなく表情すら変えない。
美人でいじめっ子、最後までイメージ通りで素敵だった(笑)

朝から出かけてたので今作観る前に朝食兼用の昼食を王将で食べました。
やきそば定食焼飯変更食べたんですが、本来はやきそば、焼飯、スープ、唐揚げ2個なのに、サービスで冷奴まで付けてくれた!
こう言う小さな心遣いって嬉しいですよね!
怪物って何だ。
やってることすごくシビアなのに演出がポップでサラッと見れてしまったことがもう監督の手中なのでは…
久々の台湾映画。
ホラーコメディかと思いきや、相当ダークなテイストのホラー映画。
学園の陰気な雰囲気とイジメっ子達との瀬戸際の関係性が得体の知れない怪物の存在とマッチしてて、全体的な気味悪さが倍増。

バスの殺戮シーンはトラウマもの。
最初に知った時はこんなタイトルだし出オチ感満載の愉快なホラーかと思ってた。おれが好きそうなやつだなぁって。

上がってきたレビューを読むとどうもそんな映画じゃなくて学校のいじめ問題を子細に画いて人間の負の側面を突きつけるホラーらしいって印象に変わった。

で、観た。これはレビュー上げてた方々の言うとおり。青春ノワールなホラー映画だった。

主人公は心優しいの男子高校生。男3人、女1人のスクールカースト上位とおぼしきグループからいじめられてる。
このいじめっ子達は現代的でクレバーで陰湿。なので主人公のいじめられっ子の少年はいつ自殺に追い込まれてもおかしくない凄惨ないじめを受けてる。

この主人公の悲惨な学園生活に前半そこそこ時間を使う。
教室なんかでもあからさまにいたぶられてるんだけど、周りの生徒も一緒になって囃し立てたり、担任教師にいたっては中立なフリしていじめグループのリーダーの少年の意思をアシストすることしか言わない。
この胸くそな空気感、これは台湾の映画なんだけど日本と同じだと思った。
いじめが蔓延する場所はどこも似てくるのか?
この学校の描写で主人公のキャラや置かれてる状況が伝わってくる。
そして、画のカット割りとか生徒のセリフなんかがポップでソリッドなのが印象的だった。
だから、強烈だけどいい意味で湿らないと言うか重くなりすぎないので不思議と見やすかった。場面によってはリリカルですらあった。このリリカルってのは以降の展開でも感じることが多かったから、監督の作家性かな?

そんな日々の中、主人公といじめグループはひょんなことでスラムみたいなとこでゾンビとも吸血鬼ともつかぬ怪物を捕獲する。

これ機に主人公といじめグループの関係性が変化する。
グループのリーダーの少年がこの怪物をいたぶるのどハマりしたことによって主人公へのいじめが止む(まったくなくなるわけじゃないけど)
秘密を共有したことで仲間意識みたいなものがお互いに芽生えたりもする。

ホラー映画をいっぱい観てる人は自分と同じ風に展開を予想したと思う。
いじめられっ子が主人公と言えば、話の主軸はいじめっ子への復讐なわけで、だからこれから、この怪物と主人公が共闘してリベンジが開始されるはずだと。

でも、話はなかなかそこへは行かない。主人公は無抵抗な怪物を虐待することに心理的な抵抗を感じつつ、自分がいじめのターゲットなりたくないと言う保身から結局、虐待に加担する。
「これでは自分もいじめグループの連中やクラスメートと同じじゃないか」と悩みながら、、

このへんの演出で、これはキャリーやデビル・スピークみたいな映画じゃないのかも?って思った。
そして、いじめグループのリーダーがクラスメートを殴って担任に職員室で詰問されるシーンでそれを確信した。

殴られた生徒の親の怒りを宥めるために担任は、いじめグループのリーダーの少年の父は刑務所に入ってる、母は売春をしてる、人間のクズの間にできた子供だからしつけが出来てないのだと弁解する。
今まで彼がどんな悪どいことをしても暗に味方してきた担任だが、事が外に露見して自身に責任が及びそうとなったらあっさり彼を見捨て、貶める。
今まで悪意と自信に満ち溢れていた彼の顔から憎たらしい不敵な笑みは消え、屈辱と怒りにうち震える少年の目は気弱で幼気なものに変わった。

いじめっ子の生活環境や心情風景をここまで同情的にクローズアップしたホラー映画ってあんまないよね。
要するにいじめる側もまたひどい虐待を受けてる被害者の可能性があるというリアルな部分を掘り下げ、さらに子供を救う立場にあるべき教師が保身のためにいじめを助長し、さらに子供の心を壊すこともやるという、これも極めてリアルな問題をガンツと画いてる。
このシーン、ホラーなことは一切起こらないけどこの映画で一番怖かった。と同時に苦く切なかった。

もうね、キャリーやデビル・スピークのような"いじめっ子が無惨に死んでザマァw"みたいなカタルシスはないんだなって思った。そんなトーンじゃないし。感心しつつも少し残念な気持ちなった。

監督の言いたいことがそこじゃないんだよね。
もっと俯瞰した視点なんだよ。
人間は誰しも誰かを踏みにじり見下すことで平穏を保つしかない醜い生き物なんじゃないかっていう、それは社会的構造がそうさせるのか?それとも人間の弱さや愚かさからなのか?

いじめを忌嫌い、自分はあいつら(いじめグループやクラスメート達)とは違うと思いながら怪物を虐待した主人公は最後にその罪に対してしっかり落し前をつける行動をとる。
これは暗く絶望的な行動なんだけど、明らかに贖罪になってるから、悲惨なのに美しく見え、カタルシスさえ感じた。
このシーンの画もまたリリカルだから叙情性が高いんだよ!

結局、一番恐ろしいのは人間…みたいなホラーは好みじゃないんだけど、ここまできっちりやってくれたら認めるしかないね笑

あと、ケッチャムの"隣の家の少女"に似てると思った。
設定もかなり似てるし、何より目の前で行われてる悪事に対して心ならずも傍観、加担してしまうことの罪に言及してる点が。
Lohas

Lohasの感想・評価

3.8
37本目
Adachi

Adachiの感想・評価

4.7
こんな映画を前・前・前世から僕は探し続けておりまして、この『怪・怪・怪・怪物』という映画は、僕の中で忘れられない大・大・大・大・大傑作となりました。

食人鬼的な怪物ホラーなのはもちろんコミカルな味付けもある辛辣で闇深い学園青春物。
焦らしに焦らされて、最後の一瞬にようやく主人公への共感に辿り着ける妙味があり、斜め上行く非日常への突破力が絶妙であり不愉快この上なく愉快。

高校生たちの無軌道さや他者への残酷さを表現することで、人間がみんな、同じ穴のムジナ的な虞犯者であることを、この映画を観てキャッキャしている鑑賞者へ突きつけくる。
加えてこの作品の凄い部分は、まさにその残酷で絶対的な閉塞感の中に、弾けて煌めくエモーションが少しずつ生まれてくるわけでして、ラスト数分あのような形で、所謂「エモい」解答を叩きつけられたら、そりゃもう涙せずにはいられないんですよ。

特に好きなシーンは、いじめっ子リーダーの彼女がバスの中で化け物に襲われる一幕。彼女は覚悟を決めて粛々と無表情のまま化け物のえじきになる。その際に彼女がヘッドホンをして聞いている『マイウェイ』と、妹の無垢な声が今でも耳から離れない。

先生の腹痛シーンをはじめ、全編に渡り視覚的にも精神的にも汚いモノばかりを映し続ける本作なのですが、その中で姉妹の流すあの涙の美しさはもうホント言葉にならない。
Bee

Beeの感想・評価

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まあまあ好評だったので借りてみたけど、何これ?

グロいけどつまんなくて、早送りしてしまった。

好きな人は好きかも?

個人的にはこうゆうの全然つまんなかったので借りて後悔。
すね

すねの感想・評価

4.5
ブッシャー!ッブッシャー!血、血!血だ、血、血!

きっれいな血だな、お前の血はきれいか?見せてみろ、あーお前の血はきったないのなー。
だってお前、嫌な奴だもんな、いじめっ子だもんな、だよなー、だもんな、きったねぇ血だよなー!みんな汚い血だよな。

日本でリメイク版も製作された大ヒット青春映画『あの頃、君を追いかけた』を手がけた台湾のギデンズ・コー監督のオリジナル脚本ということで観てみた。

この監督、天天天天才!
すごすごすごすごい!センスの塊!

え、こんな映画も撮れるんですか?と驚いた!思っていたものと違う…!

本物の怪物は誰だ?

怪物の姉妹がいて怪物のようないじめっ子がいてその怪物にいじめられるいじめられっ子がいてその現場を見てみぬふりをする人間、怪物がいる。

本物の怪物は誰?

良い意味で予想を裏切られた作品。

あんなラストが待っているとは…!

おそろしい!パワーがある青春映画!

不思議なタイトル、B級映画感あるけれど、騙されるな!
これはすごいぞ!
すごい映画だったよ!

怪の文字が四つあるというのがまたセンスがあるね。映像もカッコいい、音楽の使い方斬新、血の色最高、たくさん人が死ぬ、ほとんど死ぬ、どうやって死ぬのか?
殺される?

見てのお楽しみ…!

万人向けではないけど気になる人は絶対観た方がいい。

捕まえた怪物に人間は拷問する。鎖で縛り付け殴る蹴る。歯を抜いて血を抜いて…。人間だよ、怪物って。ここに出てくる人間全員怪物だよ。

久しぶりにゾクゾクする映画を観たよ。

終わったあと「おぉ、スゲ」って声が出たくらいだよ。

お願い、観てー。
語り合いたい。
ペンコ

ペンコの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

どうして?面白いから。
そこに虐められる本人の感情は関係ない。

いつの世もこういう無邪気な人間ているけれど、別次元の人間で最早本当の怪物だよね。

「君はいつでも僕を殺せる。でも僕が君を殺せるのは今だけ」っていう台詞はとても好きです。
台湾って絵に描いたような最悪を描くのが上手いなーって思った。そんな感じ。

捕まえた怪物で実験する高校生の話なんだけどソイツが驚くほどサイコ野郎。
最後制裁が下るんだけどそれでもスッキリしなかったなぁ。
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