Shirorin

忘れじの面影のShirorinのレビュー・感想・評価

忘れじの面影(1948年製作の映画)
3.2
1900年頃ウィーン。
ある人物と決闘することになったステファン(ルイ・ジュールダン)のもとに一通の手紙が届く。差出人は、かつて彼を一途に愛し、今は死の床にあるリザ(ジョーン・部フォンテイン)。プレイボーイのステファンにとっては「見知らぬ女」に過ぎなかったが、手紙には深い想いがあふれ…というストーリー。


絶世の美男美女カップル✨
冬の遊園地デート🎡や、白いバラ、ダンス、トキメキながら見れた。
そんな彼は一夜を共にして、
「2週間後に!」て去ってしまった…

リザにとっては、恋い焦がれた人とようやく結ばれた夢の一夜も、ステファンにとっては取るに足らない一夜の恋でしかなかった。

何年も後の再会。
「会ったことある気がする…」と言われても、本当にそう思ってるというより、ナンパの常套句にしか聞こえない。

ステファンは人の顔を覚えられないびよきなの?とさえ思ってしまった💦
いくらプレイボーイで、大勢の女性と付き合ってるからって、全く覚えてないなんて…。でも、ルイ・ジュールダン適役♡

旅行の話だって、同じ話を誰にでもしてるんじゃないの?
あれはショックだった。全てを捨てる覚悟のリザが可哀想でならなかった…一晩過ごしただけで子供までこっそり産み育てていたというのに…

子供が「2週間だよ」て去っていく。
あの時のあの人と同じ台詞、シチュエーションに嫌な予感がした…


ジョーン・フォンテインがステファンに憧れながら影から見守るだけの10代から夫と子供がいながらまた彼にいってしまう30代くらいまでを見事に演じ分けていた。

洋装店で働いてたのもあって、ステキなドレスがいっぱい出てきたのが私的には一番。

リザみたいにそれだけ人を好きになれるって凄いと思うけど、夫が可哀想で後半はそんな男やめときー😫と冷め冷め見てた💧

執事のジョンは、ちゃんと覚えていてくれて良かったな。
Shirorin

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