ユミコ

SUNNY 強い気持ち・強い愛のユミコのレビュー・感想・評価

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)
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オリジナルの韓国版の完コピに近いらしいけれどそちらは未見。ポスターの感じからも見るからに女子向けっぽい… でもガラ空きの劇場で男女比はキレイに半々だった。

90年代(個人的にはあまり好きではない年代)に高校生(ルーズソックスのコギャル)だった仲良し女子6人グループ(通称SUNNY)。現在では皆すっかり疎遠になり、中年女性になり、当然それぞれ別々の人生を歩んでいた。SUNNYのリーダー格だった芹香(板谷由夏さん)が不治の病に冒され、あと僅かの命である事を、主人公の奈美(篠原涼子さん)がたまたま知る。死にゆく芹香の最後の願いは、SUNNYの皆んなにもう一度会いたいというものだった。奈美は興信所に依頼する等して全員を探し出す決意をするが、思いのほか難航した…。

現在と、高校時代の回想が交互に展開され、現在の彼女たちの高校時代を演じるコたちは本当に彼女たちの若い頃に似せたキャスティングで、そこにクスッと笑える部分が時々あって和んだ。
あとは、ほろりとする瞬間はあった(奈美の高校時代の片想い→失恋と、今になってその彼の所在を密かに探し出し、会いに行く事が出来たものの、向こうは奈美の存在すら覚えていなかった… というシーン。ココは泣ける… 密かにお気に入り。)ものの、物語はベタだし(90年代を懐かしむ映画。病の友に涙する映画。よくある学園もの映画。) 作品を彩った90年代J-POPは好きくないしで、あまりにも予想通りの映画だった。
池田エライザさん演じる奈々が一番魅力的だった。
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