たえぴょん

SUNNY 強い気持ち・強い愛のたえぴょんのレビュー・感想・評価

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)
4.0
実はこっちを見に行こうとしてるときに電話がきてしまい、見たかった上映回に間に合わず、仕方なく「検察側の罪人」を見てしまい、何が何でもこれはリベンジせねば!と意気込んで見に行きました。土曜日は混んでるからイヤなんだけど、珍作のあとを引きずりたくなかったのだ!
 
んで、みてよかった!
病人が出てくる映画はなるべく見ない方針なんだけど、キャストと音楽にひかれて。
広瀬すずがかわいい。めちゃくちゃかわいい。でもひとり平成三十年の顔なんですよね。異質な存在として描かれるから狙ってだと思うんだけど、成人後の篠原涼子がなぜかなんとなく平成七年の顔してる。このねじれが気持ちいい。
そして皆さんのレビュー見てるとTK嫌われすぎw
実は私も当時は嫌いだった。嫌いというか、音楽(バンド系)好きとしては敵認識でした。聖なる音楽を女子高生相手の消費材にしやがってみたいな。
でも、そんな嫌ってた我々ですらsweet19bluesが歌えてしまうという浸透力すごい。浸透というより蔓延力か。
音楽担当がTKでなかったら、スピッツとかウルフルズ使ったとこだろうか。でも女子高生ならやっぱり安室奈美恵ですねぇ。
細かくいちゃもんはあるんですよ、そんな全員が全員コギャルちゃうやろ、クラスに女オタクグループも必ずいたとか、クスリ、酒は当時でもかなりハードル高かったはずそれよりタバコは未成年もっと吸ってたやろ、とか。
ミュージカルシーンはそんなに嫌いじゃない。広瀬すず登場シーンはかなり好き。全員揃わずダンスがうまくないとこがいい。
篠原涼子と板谷由夏がベッドで語るシーン、三浦春馬と広瀬すずのシーン、篠原涼子が橋爪淳とあうシーン、3回泣けました。
いい映画は見た後が気持ちいいですね。