「出演者がイキイキとしたエネルギッシュなミュージカルエンターテインメント」
オリジナル版は未鑑賞のため比較はできませんが、単体としては笑って、泣けて楽しめました。90年代は小学生だったのでコギャルなどの文化は一世代上という印象ですが、よく流れていたヒットソングには聞き馴染みがある世代です。
ストーリーはシンプルで昔の仲間集めをする中、現代と高校時代の回想が交互していく展開。しかしながらその演者たちの演技やセリフがとてもリアリティがあり、とてもイキイキしてました!
バクマンやモテキなど他の作品でもありましたが、小道具やエキストラなど細部の作り込みがとても細かいと感じました。
そのベースにキャラのイキイキした演技が乗っかりとても楽しい作品になってました。すずちゃんの他の作品では見れないブッ飛んだ演技も観れたのでよかったです。
音楽も聞くと口ずさみたくなるような曲のチョイスや使い方は大根監督の得意分野なのかなと感じました。
最近の大根作品の「スクープ」「奥田民生に〜」話の結末にはあまり納得行っていないものが多かったので、本作はオリジナルがある分ストーリーとしては忠実に再現しているようなので安心感はあり、演出の部分を楽しめました。
ど真ん中世代にはより楽しめるのかなと思います!オリジナル版も鑑賞してみようと思いました。