るるびっち

SUNNY 強い気持ち・強い愛のるるびっちのレビュー・感想・評価

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)
3.0
そうか、コギャルって言い方はもう20年も前のものなんだ。
時間の恐ろしさを感じさせる映画。ある意味ホラー。

コギャル・ルーズソックス・援交・チョベリバ・チョベリグ。
そんなん言ってましたな~。
劇中で女の子たちが、しきりにダサいを気にしてたが、時間が経つと彼女たちが言ってることが一番ダサい。チョベリバって・・・・
最新の流行りこそ一番ダサい。やっぱホラー。

女子高時代が一番輝いていた女性たち。
それぞれ今は苦しみを抱えている。つまりダサいわけ。
しかし高校時代って扶養されてる訳で、自分の足で立ってないじゃん。
それが一番輝いてたということは、人としてはゼロじゃない?
親の金で生きてる間は、実人生ではないだろう。
実人生ゼロの人たちだ・・・そりゃダサいな・・・
余命わずかだろうが、ダメ社員だろうが、生活苦だろうが、夫に浮気されてようが、自分の力で生きてるんだから、扶養されて遊んでた昔がよかったって思うのおかしくないか?
どんな詰らない人生でも、親に飼われてるんじゃなく、自活してる人生の方が尊いんじゃないか?
だから、女子高生時代が一番だったという発想が理解できない。その発想が一番ダサいね。
という訳でSUNNY=ダサい映画。

話としては、浮気男を集まってボコるところがピーク。
あとは繰り返し。仲間を訪ねる度、より辛い人生を歩んでる友を発見するリフレイン。
しかも、一番謎の失踪をしている友達が今何してるかは語られない。
モデル出身の二人が互いに「超カッコイイ、私なんてブス」「私だって、あなたのことカワイイって思ったの」と、褒め合う茶番。

リフレインといえば、主役の広瀬すずが鰤谷(ブリトニー?)に絡まれるたびに、それぞれの親友と縁を深めていく。4回も繰り返す。アイデアがなさすぎるダサい脚本。
どうせなら、現在で再び鰤谷に絡まれて友達に助けられれば良い。
一番友達の中を深めてくれたのは敵役の鰤谷だ。主人公は彼女こそ探し出して、お礼を言うべきだろう。それに一番心配なのはその鰤谷で、女子高時代からクスリをやって傷害事件を起こす。20年後の彼女は廃人になっているのではないかと一番心配したが、まったく触れられない。彼女はストーリーの為の捨て駒。
SUNNY・・・陽光。いやリフレインばかりで芸の無い、ダサい脚本の闇しか感じられない映画だった。