ユンフォニアムシリーズのスピンオフ作品。
女性監督だからなのか、あの世代の微妙な友人関係が上手く描かれていたように思いました。
あの頃自分も、
「自分」を無意識に演じていたような気がします。
自分は親友だと思っていても
相手は…？
相手の気持ちや動向ばかり気にして
自分を抑えたり
嫌われたくなくて
相手に合わせたり
高校時代だけじゃなくても
大人になっても
そういうことは、ある。
でも
もしかしたら相手も同じように思っていたかもしれない。
どちらが青い鳥でどちらがリズなのか
時と場合でその関係が入れ替わる事だってある
そんな関係の二人を見守ってくれる人もいる。
時には
自分をさらけ出して
自由になればいいんだよ
相手の気持ちを考えることも大事だけど
自分の気持ちも大事にして…
間違ってたと思えば
謝ればいい。
まさに友人とちょっとしたケンカをしてしまった私に
そんな事を気付かさてくれたテーマでした。
みぞれが、あまりに内向的で
少し歯がゆくも思いましたが…(笑)
全くの余談ですが
私も高校時代にブラスバンド部に所属していました。
音楽を皆で一緒につくりあげる喜びを
味わえて本当に幸せでした。
2018.4.25 MOVIX三好にて鑑賞
