リズと青い鳥の作品情報・感想・評価

「リズと青い鳥」に投稿された感想・評価

zita

zitaの感想・評価

4.1
登場人物の「静」の動き、感情双方の描写の繊細さに本当に驚かされる。途中でアニメであることを完全に忘れてた。喪失と再生を描く昨今のアニメの殆どと違い、変態的なまでに登場人物の感情の動きを丁寧に静かに描き切った作品。劇場の音響で見れなかったら評価違っただろうな…。初期ワールズエンドガールフレンドのような、静かで美しい童話的(そして自分だけだろうけどちょっと怖い)BGMにも脱帽。
kohei

koheiの感想・評価

4.4
ハッピーアイスクリーム。あーすごい。おもしろい。アニメでしかできない表現、クライマックスへ向けた秀逸な脚本、演出、予定調和のない“クライマックスのその後”、少しもやもやの残る幕切れ。あとめちゃくちゃ重要だったのが仕草(特に足の動き)・声のかわいさ。全部好き。
『桐島〜』しかり『カランコエの花』しかり、吹部の演奏で魅せる映画はだいたい傑作。






『少女邂逅』、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』、『カランコエの花』、そして『21世紀の女の子』。今年のミニシアター邦画を彩る「ガール・ミーツ・ガール」についてブログ書いたので興味ある方は是非。
http://bsk00kw20-kohei.hatenablog.com/entry/2018/10/20/114251
のげち

のげちの感想・評価

4.2
色々思うところはあるのですが、疲れたので書きません
杜口

杜口の感想・評価

4.5
アニメ的な誇張表現を極力抑えたどこまでも映画的演出に溢れた作品。

徹底して人物は言葉で考えをぶちまけたりせず、演出でみせていく。
歩く時、つい壁をさすったり、壁に寄っかかって、手持ち無沙汰に足を動かしたりといった仕草。人の目線から映す世界。そこから人物像を浮かび上がらせる。

他にも、被写界深度をいじったりと映画的な画面が多い。

さらには、主人公の女の子2人の寓話として働く、童話の世界は現実と対比して水彩風に描かれるだけでなく、音楽も違う。
現実は現代、主流なハンスジマーに代表されるようなはっきりとした旋律を持たない環境音楽的なもの。
童話の世界は吹奏楽で、古典的な映画音楽にも似たものとなっていて、ある時、その2つの世界は美しく交わる。それは映画音楽の古今が交わる瞬間ともなる。

これが、アニメにおいて行われたことは奇跡とも言える、非常に特異なことだと思う。必見です。


あとは、この作品のレビューとか批評は本当に面白いものが多くて、色々見てみてもいいかも。
例えば、これはリズと青い鳥の演出を網羅的に考察していて面白いです。
https://askb.hatenablog.com/entry/2018/05/11/003225
こっちは監督の山田尚子がどんな映画から影響を受けているかを海外の方が考察してる動画です。
http://nico.ms/sm33114948?cp_webto=share_others_iosapp
少女邂逅との最高の2本立て

僕はこの映画を見るまで、映画とは「最初と最後で主人公の心情が変化するもの」と思っていた。良くも悪くも変化することだけがゴールであると思っていた。

でもそうじゃないかも知れない。主人公が負けていても勝っていても自分の存在の価値、ヒエラルキーの位置、社会での立場、人としてのアイデンティティを見出し、考え、どう生きるか、どう生きれるか答えを出す事が映画の決まり事だと感じた。

その事に気づけただけでこの映画は満点です。

主人公2人が自分の立ち位置を見出した後のセッションはとても最高でした。
響けユーフォニアム未見で観ましたが、良作でした。一時期の一瞬を切り取った輝かしい作品。
onyi

onyiの感想・評価

4.0
山田尚子監督作品として変わらず高いレベルの演出、執念に近い細部へのこだわりが感じられる。個人的には効果音と手足を用いた感情表現が特に良かった。

一方で、感情に訴求するエンタメ性と演出の細部に宿る芸術性のバランス感覚こそが監督の最大の魅力と感じていたので、抑制された表現で静かに物語が進んでいく本作はストイック過ぎるように思えた。
良い作品だが、かなり人は選びそう。
田中

田中の感想・評価

4.5
初リズ
上映開始数分前にようやく「響け!ユーフォニアム」関連の映画だと気がつく
初めと終わりの三拍子の曲(劇伴)がとても良いと思った
青春ってキラキラした感じに描かれるけど、そうじゃないところ、青春の上澄み以外の部分を描いていた。(と、Twitterには記していた)
4/21上野,5/4上野,5/11亀有5/21上野,5/24渋谷,5/27つくば,8/3柏,9/5柏,9/17川崎,10/3立川
最初からある程度結末は見えていた。
のぞみの心の弱さや不安定さが思春期独特な感じでリアルだった。
吹奏楽の音源に本物みがあった。
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