リズと青い鳥の作品情報・感想・評価

「リズと青い鳥」に投稿された感想・評価

依存してくる人が自分より優秀で、自分はそれを妬んでしまうのにそいつは何も知らないでひっついて大好き〜って追いかけてくるって、ほんと地獄ですよ。そいつは何も悪くないってのがまた地獄なんですよね…。そういう、特に思春期の女子同士にありがちな葛藤?みたいなのが映画になっています。そういう人間の汚い部分?である嫉妬心とか、すっきりしない人間模様を、綺麗な絵と音楽のオブラートに包んで美しく?していることに違和感しか感じません…。そんな綺麗なものじゃないのに、無理やり綺麗な友情物語にしようとしている感じがどうしても無理でした。この映画が悪いわけじゃないんです…。ファンの方々ごめんなさい…。でも本当に絵と音楽はすごく綺麗でした…。特に最後のデュエット本当に最高だったんですけど…。でもやっぱり無理なものは無理でした…。
怖くなるほどリアルな感情表現。これに尽きると思ってます。

目の動き、弄ぶ足、髪を梳く仕草、ぼかす所ピントを合わせる所、環境音、天気もイベントも見せ方も、当たり前かもだけど全部彼女二人の感情を表してるんですよね……
初めて映画館で視聴した時の緊張感は忘れられません。

のぞみとみぞれ、二人のどうしようもなく「噛み合ってない感」はとっっってもリアルで、現実に生きる僕らの友人関係にも当てはまり、「完璧に噛み合ってる」関係というのはないと思います。(少なくとも僕には)

そんなことは当たり前で、それでも僕たちは相手も想って行動して、言葉を選んで笑い合います。
関係が近ければ近いほど笑うだけでなく、泣かせることも怒らせること呆れさせること本当に本当にあります。

映画の中で、「噛み合ってない」二人が「完璧に噛み合って」終わったりはしません
でもこの二人ならこの先も、多分大丈夫なんじゃないかなと漠然と思わせてくれます。これってかなり幸せで、ハッピーエンドです。
繊細で綺麗な作品、という印象。
作画はさすが京アニ、言うまでもなく美しく鮮やか。髪の毛や制服のスカート、瞳までしなやかに動いていて見入った。
柔らかな絵と内容が音楽にも合っていて、より作品が鮮やかになっていたと思う。
ここ!という山場は無かったけれど、「リズと青い鳥」という物語に沿うような形で内容も進行するので、物足りなさは全く感じなかった。
心の機微の描写もとても良かった。大好きな作品になった。
繊細な部分の表現が素晴らしいと思った。
『譜面の隙間を流れる心を汲み取る』この言葉好きですね。
色んな忘れてた気持ちを思い出しました。
そすけ

そすけの感想・評価

4.0
第三楽章すばらしすぎる
静かで繊細な90分。はい、好きです。

絵と音、流れる時間の心地よさが堪らない。

吹奏楽部じゃないし、女子でもないけど、「う、うわあああ分からないけど分かるわあああうわあああ」ってなりました。

『響け!ユーフォニアム』は気になりつつも一話も観たことありません。
単体作品としてもとっても面白かったです。

でも観ていたらもっと面白いんですよね?
観るしかないか。
Knot

Knotの感想・評価

3.7
きろく
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