かなき

仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&スナイプのかなきのレビュー・感想・評価

3.3
【鏡飛彩&花家大我 ー
ふたりの医者が挑む 最悪の恋愛ゲーム!】

『俺はドクターだ!
患者も、ブレイブの恋人も、俺が救う!』

『必ずなってみせる。世界で一番のドクターに。』

本編でも重要な要素であった「小姫を救えなかった」過去を持つ飛彩と大我のその後が描かれる。後日談としては大満足。
2人が持っている主役級のバックグラウンドが最大限に活かされた物語だった。

大我は終始“全て1人で背追い込む医者”であり、今度こそ小姫を救おうと自分を追い込む。戦うのは自分1人だけでいい、最後までそんな孤高のヒーローとして描かれる。

飛彩は学生時代からずっと“医者だけを志してきた人物”であり、今作ではその姿がある意味キーポイントになっていた。
今作で突然目の前に現れた小姫を救おうと奮闘する姿は、まさにタドルクエストの“姫を救う”設定そのもの。最後まで命を諦めないヒーローであり続けた。

小姫を中心に描かれる2人の人物像がとにかく魅力。
ゲストのハリー杉山のゲーム病演技が上手くて笑ってしまった。黎斗が本編以上に暴れまくっているのも観ていて楽しい。
かなき

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