TakuoAoyama

鍵のTakuoAoyamaのネタバレレビュー・内容・結末

(1959年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物皆腹黒いし、セリフ棒読み(敢えて?)で気持ちが悪い。

老衰を打破しようと、妻を娘の婚約者である医者と不倫させ、その興奮によって自己を刺激するという常人では思い付かない方法を取る。

夫が亡くなった翌日。娘が紅茶に毒を混ぜ、医者と母親(どっちもかな?)を殺そうとするも、毒の缶は入れ替わっており、家政婦が間違い、無邪気にサラダに混ぜられ、3人共に死亡という無残なラスト。

仲代達也演じる木村の冒頭の薄気味悪い演説が印象的。

人間の老衰現象は10歳から始まるそうです。
まず10歳になると眼が弾力性を失い、20歳では聴覚が鈍り始め、40歳ではくらいところでの視覚が衰え、50歳では微妙な味が分からなくなり、60歳になると匂いの感覚が鈍り、70歳では人間の力の2/3を失ってしまう。
この学説によると大人は20年に12.3mmの割合で小さくなっていくのです。
TakuoAoyama

TakuoAoyama