あしからず

投資令嬢のあしからずのレビュー・感想・評価

投資令嬢(1961年製作の映画)
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恋は恋、株は株!

この台詞をピチピチの女子大生が言ってるんだから最高。こんなおもしろい映画がまだまだあるんだと始終ワクワクした、山一證券協賛の株ラブコメ映画。
観たらぜったい株を始めたくなる。

まず最初のインパクトがすごい。
大学の授業中、かわいい女子大生2人が時間よ!なんて言っておもむろにラジオを聴き始める。そのラジオは流行りの音楽でも番組でもなく株式市況。
それで教授に怒られると「あら、株は現代の常識ですわよ」なんて平然と言っちゃう…ホントたまらない。
もう徹底して株を絡めてくる感じが見事で、恋だってあの人は急上昇株、あいつは落ち目ね、なんて。

それで叶順子と野添ひとみのコンビがもうかわいい〜。叶順子はちず子って役名でチーズなんて呼ばれて、気の強い自立した女って感じで。野添ひとみは白い悪魔のようなあざとさは控えめでちょっと抜けた美少女。

この叶順子、ロッサナ・ポデスタに似てると思うのは私だけかな〜
あしからず

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