Nari

あの頃、君を追いかけたのNariのレビュー・感想・評価

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)
3.4
「もっと日本テイストにアレンジして欲しかった」

2013年公開の台湾版は恋愛映画の中でも1位2位を争うぐらい好きな作品で、
それが日本版で作られ、しかも個人的にファンである乃木坂46の齋藤飛鳥が主演ということで楽しみにしていた。
本作の良かったところは、出演者と音楽←
出演者のほとんどはこれからが楽しみな若手俳優だった。変に人気俳優を集めるよりも、ストーリーに集中できるし、何より青春の甘酸っぱくキラキラしていたあの頃の時間に生きてる若者たちをなんの偏見もなく観れた。
そして台湾版でもものすごく良かった音楽、本作も儚く淡い、それでいて心温まるような美しい音楽がそこにはあった。Thinking Dogsの主題歌もとても良かった。

全体的に台湾版をそのまま日本人のキャストでやった感があり残念←
どうしても今の日本と上手くシンクロしてなくて、主人公を初めとする人間像や色んなシーンが浮いちゃってた。
もっとアレンジが欲しかったなーー
Nari

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