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目撃者 闇の中の瞳のKUBOのレビュー・感想・評価

目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)
3.8
12月2本目の試写会は、台湾映画「目撃者 闇の中の瞳」。(英語タイトルは”Who killed Cock Robin” あの「パタリロ」が踊りながら歌っていた「マザー・グース」の一編。全然関係ないけど(^_^))

台湾で大ヒットし、台湾の映画賞「金馬獎」に5部門にノミネートされた本作。看板どおり、すごい映画でした。

自分の乗っていた車が事故車だったということがわかった主人公の新聞記者。9年前の事故を調べ始めると、身の回りに次々と怪しい事件が起こり始める。

信じていたはずの友人、同僚、上司の怪しい動き。真相を探れば探るほど、怪しい動きはエスカレートし、暴力から、ついには殺人まで起こってしまう。

さらに恐ろしいのは、最後になるまで、誰がなぜ襲っているのか?誰が何を隠しているのか?わからないように脚本が練られていること。

脈絡がはっきりわからないまま、フェイクも含めて繰り返されるフラッシュバックが、観客の目を少しずつ真実に近づけていく。

じわじわ続いていた気持ちの悪い緊張感は、終盤一気に爆発し、ホラーと言ってもいいくらいの展開に! その緊張はエンドロールが始まるまで続き、最後の最後に真の謎が解ける。う〜ん、すごい演出! すごい脚本! すごい演技!

台湾発のホラー寄りのサスペンス・スリラー。来年1月からシネマカリテ他で上映予定です。