休みの午前中にサクッと観るにはちょうどいい、
というか、まさに中の中という感じ
僕は何本も、かつての山田洋次作品で感動してきた山田ファンのひとりだし、
あの長寿シリーズを、一定のクオリティを
保ったまま撮り続けたことにも、
本当に凄いことだと敬意を抱いているし、
言うまでもなく、日本を代表する尊敬する偉大な映画作家だと思っている。
でも、現役であり続けることは、
新作をいつも評価されるということ。
どんなにかつて名作を世に送り出した大監督でも、新作の出来で、忖度なしに
まな板の上で、見極められるのだ。
そーゆー意味で、僕は、こう言いたい
山田洋次さん、老いてます、、と。
この作品の感じに最も近いのは、
日曜に放映している「サザエさん」
サザエさん一家は、今でも黒電話で、
携帯さえ使わない。→最近観てないので分かんないけど、多分そうだよね😃
この家族もなんか語られていること、
家族の行動など、一つ一つが古臭い💦
例えば、ラストの若夫婦の会話、
「私、明日、病院行くの、、」
これって、「幸せの黄色いハンカチ」で
健さんも言ってましたよね。
あの時代の、しかも健さんなら分かるけど
現代の、妻夫木くんに言わせるかい??
いくら家事やってないにしても、脱水くらいわかるやろ?
食事の支度がない、すぐ店屋物かい?
カルチャーセンターの文学講座
空き巣、ぼや、子供の涙、
なんか全てのエピソードやセリフが古臭くて、作り物っぽい。
さすがに、メンバーの固定化で、家族間のセリフは、ぽんぽん運ぶが、
それを言っちゃおしまいだよ〰(by寅さん)、ですが、
とら屋の往年の面々と比べると、ぽちっ!と決めきれない、リズムが乗ってこない、、、
展開とムードで最後は読めちゃうんだから
もう一人練り、欲しいよね、
例えば、禁句を言ってしまうくだりとか、