現代劇なのにファンタジーな雰囲気で現実感に乏しい。独特な雰囲気とクセが強いノリで、ハマればとことん楽しめると思います。
しかし、私はこのノリにノレずギャグの部分も空回りに見えて置いてきぼりでした…。
吉岡里帆さんは透明感があって可愛いですが、ＣＭなどで短い時間で見るには問題ありませんが、映画のような長丁場だとまだ力が足りないのかなと思いました。段々、演技に飽きて来てしまう…。
阿部サダヲさんは何時も通りで、変態チックなキャラクターを全力で演じていますが、あんまりキャラが立っているとは言えず空回りしている印象。
肝心の歌のシーンも胸に響くものは無かった…。
個性豊かなキャスト揃いなので、あの人がこの役かという感じでキャストを楽しむ事は出来る。急な韓国には笑ってしまいますね。
このハチャメチャな雰囲気とストーリーを楽しめるか楽しめないかの二択だと思う。
私はイマイチに感じましたが、三木聡監督作品がお好きなら本作も楽しめるのではないかと思います。
