「散歩する侵略者」と同じ話だが、松田龍平と長澤まさみコンビが
どこかユーモラスだったのに対して、夏帆、染谷将太版は、
よりシリアスで内容もペシミスティックなものになっている。
「~侵略者」が愛の力で人類が救われたのに対し、こちらは侵略が・・・
「人類が共存出来ているのは、人類愛のおかげではなく、
死の恐怖のため」とは、何という皮肉。でも、それが実態だろう。
フィルマークスの点数はこちらが上だが、出来としては互角。
こちらはもう少し短く出来たのでは。あとは好みの問題。
私は短くまとまっている分「~侵略者」に軍配を上げたい。