1987年戒厳令解除、1988年蒋経国死去、1989年李登輝総統就任。
この映画は1989年の制作。変化する時代のスピードと共に生まれたという印象を強く受けた。
個人の生涯は国家のうねりに少なからず…
今のわたしには分からなかった。偽るしか生きていけなかった兄弟の話で偽りが本当みたいになるのかな、くらいにしか。一緒に観た人の感想を聞いたら、そういうことか…と。今のわたしには分からなかった。もっと年…
>>続きを読む比較的長尺でありながらも全くそう感じさせず、逆に駆け足感は否めなかったが充分に響いた。先ず兄弟二人の顔が好い。全体的にコミカルでありながらも深く重たいテーマを孕み、人生とはなんぞやと問うかのようなラ…
>>続きを読む本年初映画は京都みなみ会館。
大阪での「台湾巨匠傑作選2020」を悉く見逃していて。この映画は師匠筋からパンフレットまでいただき、是非とも見なきゃと。
この監督さんは87年『村と爆弾』92年『無言…
このレビューはネタバレを含みます
得勝と門栓の凸凹兄弟とともに台湾の近代史を駆け抜けるロードムービー。民衆目線のノスタルジーを主題にしたようなつくりでした。
2人のキャラクターに寓話感が上手く醸し出されていました。兄の得勝がいいキ…
思ったより多くの観客にビックリ。
少し長いけれど、大陸から出てきた青年たちの人生を描きたかったんだろうと思いつつ観てたら
なんとラスト近くに大きな展開が!
泣けちゃった。
そういう時代を生き抜いた普…