天命の城の作品情報・感想・評価

「天命の城」に投稿された感想・評価

主役クラスを複数揃えて
あえてこれだけ地味な作りに徹底とは
思い切った韓国史劇

トガニ、怪しい彼女、その次にこれを撮りあげる監督、いったいどうなっているのか?不思議な才能

モノクロだったか?と思うほど抑えた色彩、、あぁ血の色があったなと思い出す。そのほかは雪の白さに閉じ込められている

それだけに、イビョンホン
キムユンソク、パクヘイル、コス
そしてパクヒスンと
それぞれの特徴が 最大限に発揮される

プライドや実を捨てても命を取るべきか
屈辱のまみれるくらいなら王としての尊厳を持って死を選ぶべきか
君主の在り方とは?臣下のあり方とは?
華やかさがなくても見ごたえ充分
戦いは、悲しいものです。コ・スの鍛冶屋さんと少女が印象的でした(^-^)
osowa

osowaの感想・評価

2.0
私にとってはハズレでした。
共感ポイントが無かったのが残念です。
大臣によって翻弄される王。
朝廷自体もそれを物語っている。

戦争によって国や歴史は作られるが、その代償はあまりにも大きい。

このレビューはネタバレを含みます

 全編雪景色で登場人物ほとんど薄着で空腹って、この真冬に見るもんじゃ無いな。
苦手な時代劇だけど、キャストが猛烈に豪華。キムユンソクもイビョンホンもパクヒスンも、自分の好きな役者さん出まくりの2時間。キャストが別人なら死んでも見てなかった。
 舞台は1636年の丙子の役のお話。和睦を主張するイビョンホンも徹底抗戦を推すキムユンソクもどっちも言い分はわかるし映画でも両者公平に比重を置いてる作りで、結構好感が持てました。自分が王様ならキムユンソクの意見を採用して死ぬかなー♪(能天気)
 冒頭であんなことしちゃったキムユンソク、のちに保護した女の子との交流が素晴らしい。仕方なくやったこととはいえ罪悪感をぐっとこらえてる表情がたまんない。お雑煮のシーンなんか本筋とは関係ないのに自分的には名場面筆頭。またこの女の子の演技が上手すぎて呆れるレベルなんです。韓国の子役さんはどうして全員上手いのか?とりあえずこのシーンだけ3回見ときましたよ。
 他にもかっこよすぎて腹が立ってくるパクヒスンの隊長役もイイ。かっこいいだけじゃなく声もイイ、それ今回初めて気がつきました。
 結構な大作らしく、アクションシーンとかはすごい迫力、大砲直撃で民家が押しつぶされるシーンが何回あったか。すごくリアル、というかあれマジで大砲打ち込んだんだと思います、たぶん。
 苦手な時代劇の割には内容もわかりやすく、かなり楽しめました。これでキムユンソクとイビョンホンがあのむさ苦しいヒゲをつけて無かったらもう+0.3くらい足してたはず。
saran

saranの感想・評価

3.0
鑑賞記録
かれん

かれんの感想・評価

3.8
朝鮮半島の歴史の知識が乏しくて、何が起こっているのか理解しきれず上辺だけを観た感想になってしまうのだけど、戦争はいつだって普通の人々が一番悲惨だ。
普段は下層身分と蔑まれる者は、戦争が始まれば今度は軍人でも無いのに兵士として国に尽くせと強要される。当たり前のように命が軽んじられる。
朝鮮国が大国に蹂躙されてきた歴史は他の映画でもいくつか観たけれど、国として悲惨なのは分かる。しかし兵や民の一人一人の命を山程踏みにじって守る「天命の城」なんて美しい題名は、ひどく虚しいと感じた。
これが日本の歴史の映画だったら、哀しみもドラマチックに受け止めてしまうだろうけど、他国の歴史という多少の距離感が客観的に受け取れた。映画の主旨とはズレるかもしれないけど、観て良かった作品です。

あらすじ:清に攻め込まれて大変です。

1636年に起こった「丙子の役(清が李氏朝鮮に侵入し制圧した戦い)」。籠城した仁祖と臣下、国民たちは厳冬の寒さと飢えに耐えながら外へ出ることも攻撃することもできない。そんな絶体絶命の状況下で繰り広げられた47日間の物語。

丙子の役というのは本国の人々にとっては非常に屈辱的な事件で、その内容についてはあまり詳しく教えられてこなかったといいます。でもこの史実には「国が存亡の危機にあるとき国のトップはいかなる決断をすべきか」という現代にも通用する教訓が含まれていて、それを提示する上でもこの映画が作られた意義は大きいと思いますね。

死ぬ覚悟で徹底抗戦すべきと言うサンホン(キム・ユンソク)に対し、生きるために和睦を進言するミョンギル(イ・ビョンホン)。ほかの大臣たちは保身と日和見な発言を繰り返し苛立つ仁祖(パク・ヘイル)。
両者の言うことはそれぞれ一理あって、絶対にこっちが正しいとは言いきれない。清の横暴に対し、大義をもってたとえ全滅しようとも戦うのか、国と民の命を長らえるためあえて屈辱を選ぶのか。
しかしながら、いま現在のことを思えばあのとき仁祖が下した決断は間違っていなかったのだろう。「死は耐え難いが恥辱は耐えられる」というミョンギルの言葉が胸を打ちました。

韓国を代表する名優が揃い、極寒の雪山で長期間かけて撮影したというだけあって、演技の域を超えた歴史大作になっているのが見事です。
音楽はファン監督の依頼により坂本龍一氏が担当したというのも面白いんだけど、ほかに圧倒されて音楽はあんまり頭に残ってません。ごめんねえ、教授。
貧しい民の代弁者としての位置付けでこれまたいい働きをしてるコ・スにも注目です。

たいへん興味深く勉強になった映画。いまの韓国大統領も、日本の首相も、どんな業界であれトップといわれる人は観るべきと言っても過言ではないと思いますね。おすすめです。
やはり 他国の歴史は馴染みがないので分かりにくかったが、それでもそれぞれの苦悩や国の誇り、決断の重みを感じる事はできた。

どこの国も子供は可愛い。
子役の泣くシーンでは一緒に泣いてしまった(笑)

コ・ス カッコいい💕
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