レオ

マスカレード・ホテルのレオのレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
3.6
殺人が予告されたホテルに警察が潜入する為に一時ホテルマンとして勤務する話...

突飛なストーリーでわちゃわちゃしてるけど、ホテルマンの大変さが伝わってきて、観ていて自然と尊敬の念を抱いた。

「お客さま」がどんな人であっても、犯罪者とかでない限りは最大限にリクエストに答える姿勢は並大抵のことではないし、1人の人間としての自分の感情やプライドとのぶつかり合いになるような状況も多いだろう。

せめて、彼らのプロとしての意識に甘えて人間性を傷つけるようなことはない様にしたいなと思った。

半オムニバスっぽい形式であり、サスペンスとしては本筋に関係のあるショートストーリーとそうでもないストーリーが混じっているが、木村拓哉演じる警察官と長澤まさみ演じるホテルマンの2人の視点と題材があることで脚本にある程度のまとまりを得ていると思う。

犯人役の演技も流石って感じの存在感で必見。

■共通項目
脚本:☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(サスペンス、ドラマ)
ためになる度:☆☆☆☆
ハラハラ度:☆☆☆
ホテルマンへの尊敬:☆☆☆☆☆
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