原作小説は文庫本が発売されてすぐくらいに読んだのですが、内容はうろ覚えでした。
見ていくうちに「そうそう、こんな感じだった！」と思い出しながらの鑑賞となりました。
想定よりも良くできた映画だなと思いました。
キャスト陣の演技力にも問題はないですし、ストーリーも良かったです。
唯一の難点は可能な限り原作に忠実に映画化したという点だと想います。
刑事である主人公がホテルに潜入捜査し、そこに来る客とのやり取りを通して事件のヒントを得て解決に向かっていくという流れなのですが、そこで話が途切れる感じが否めないです。
テレビドラマとかでやったらもっと楽しめた気がします。
