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マスカレード・ホテルのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
3.5

マスカレード シリーズ第1作目🎬

ストーリーは予告連続殺人事件の犯人を確保するため、一流ホテルでの潜入捜査をすることになった主人公の姿を描いた作品でした。作品は潜入捜査を軸に主人公とフロントの凸凹コンビが衝突しながらも事件解決へと歩む過程を描いていました。見所は初の刑事役に挑む木村拓哉と長澤まさみが初めてコンビを組み、二人を取り巻く20名の豪華キャストが宿泊客や刑事役として出演する所です。今作では小日向文世、松たか子、濱田岳など『HERO』メンバーが集結しており、ファンとしては胸熱な展開でした。また友情出演してる明石家さんまさんは見つけることができませんでした。

全く違うタイプの人間が、最初こそ対立するものの、徐々に心を開き互いを認め事件を解決していく構図は、これまで数多く世に出た「バディムービー」の要素を多く含んだ作品と同じでした。郷に入っては郷に従えを学び彼女を信頼していく新田とその能力で怪しい人物を特定しお客様とのトラブルを回避できた事で、彼に一目置くようになる山岸。バディムービーとして良く出来てました。しかし最後が残念でした。やっぱりこの手のミステリー映画は犯人逮捕もそうですが、動機やトリックが大事だと思います。正直裏切られた!っていうのが正解だと思いますが、今作は正直そうではなかったです。そんな理由でしょーもなって思っちゃいました。
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