さっちん

マスカレード・ホテルのさっちんのレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
3.6
公開初日に鑑賞。

大衆的なエンタメ作品として楽しんで見れたけど、新参者シリーズや、ガリレオシリーズなどで東野圭吾原作の作品に触れた時、犯罪を犯すに至った犯人の悲しい身の上を知って嗚咽泣きが定番の私としては、
思ってた以上に軽いっ!と思ってしまった。

「HERO」の監督が、「HERO」のキャストを使ってちょっと役柄変えてみました感が…。😅
松たか子や、北川景子の役割が長澤まさみになっただけにも思えて…。
キムタク演じる刑事が、仕事上の女性相方をいじる感じはまさに「HERO」の久利生公平なんだよね〜。う〜ん。
ファンならそこにも喜んじゃってたらいいのかもしれないけど、ザ・キムタクから抜け出して別の顔を見せてもらいたい私としては、「検察側の罪人」でちょっと違った顔を見れてウハウハしてたものだから、「あぁ、やっぱりこっち系の役か…。」と少し落胆…。


そして、犯人も、この人に決まってるやん!とすぐにわかってしまった。
なので、ミステリー作品の醍醐味はあまり感じなかったけど、高級ホテルで起きる事件色々は楽しめて面白かった。
私くらいの世代だとTBSドラマで高嶋政伸さん主演の「HOTEL」をご存知の方もあるかと思うけど、あちらを思い出しクスリと笑えた。お兄さんの高嶋政宏さんが今作に出演していたので余計に…。
「姉さん、事件です!」のフレーズが何度も浮かんできました。ww
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