まっどまっくすこーじ

マスカレード・ホテルのまっどまっくすこーじのレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
2.7
またもや旬を外したレビュー(笑)

親戚から招待券を頂いたのでお袋と一緒に観に行ったのですが…
正直、招待券で良かった…
お金だしてスクリーンで観るまでもないと思いました。

東野圭吾の原作だし、役者陣も豪勢ですが、いかんせんテレビドラマレベルの域を出ない凡作でした。
監督はテレビなら丁度良い演出をする人だけど、本編(日本の業界で言う映画のことね🎵)を撮るにはイマイチだと感じました。

ホテルが舞台となると、どうしてもグランドホテル方式の群像劇を期待してしまいますね。
本作も群像劇になるようにエピソードがいくつかあるのですが、どれも印象に残るようなものではなく(私の記憶力の問題?笑)、中途半端感がありました。

展開の見せ方が凡庸で、せっかくの東野圭吾原作(未読ですがビッグネームですからww😅)が活かされていないように感じました。

豪華なキャストもキムタクはまあいつものキムタクで特に印象はなく、長澤まさみも演技自体は上手いとは思うんですが、彼女じゃないとならない、という役作りでもなかったように思います。

その他の方たちもなんかイマイチ印象が薄いし、これはやはり演出の力不足だと思われます。

ただ、勝地涼と前田敦子が夫婦で出ていたけど、この二人のキャラクターはちょい役なんだけど意外に面白かったなぁ。

とにかくキャストに瑕疵があるわけではなく、作りがつまらないだけで、家のテレビで観るぶんには良い作品だと思います。