面白い。が、しかし。
どうにもテレビドラマ感が否めない。
だがそれが悪いわけではない。
それが好きな人もいるでしょう。
問題はパッケージ。
犯人が最後まで分からないように演出している。
演者、脚本が頑張ってるなと。
なのにも関わらず、パッケージでモロバレ。
「え、待って。この人本編と全然ナリ違わん？」と最初から疑ってしまう。
上記の時点でもはやトリックやアリバイなと関係なしに「この人怪しい」と入れてしまう。
これサスペンスでは致命的でしょ。
パッケージで「ソウ」で犯人のあの人がピンピンに立っているようなもの。
「セブン」でブラピが絶望発狂してるのがパッケージになってるようなもの。
そんなバレッバレを堂々と表紙にするとはどういうことだ。
非常に勿体無いことに気づいた方がよろしい。
