このレビューはネタバレを含みます
東野圭吾のミステリー小説を映画化した作品。
東野圭吾作品を鈴木雅之監督で。
この監督の作品はあまり響いたことがなかったので、どんなものかなとは思っていました。
導入は好きなんですが、中盤の仕掛けは期待外れ。
これ原作通りなのかな?事件と関係なさそうなエピソードを交えながらの、実はその中に隠れた伏線ありました的な。
全てを怪しく観察すれば見逃すことはないだろうし、関係ないエピソードを続けられた時間も無駄に感じてしまった。
豪華な役者陣、それが過剰にも思えた。
ミスリードを誘う一種のギミックになってるとしても、手数という無駄撃ちの多い品の無さを感じてしまう。
ところどころに心に残る演出は確かにある。
ミステリー度としては物足りない。