昨今は超人ヒーローばかりがもてはやされますが、あれはアメリカの時代劇みたいなものですからね
好きなのは、やっぱりSFです
今回のジャンルはクローンですよ
ワクワクです
しかし、基本的に間違ってます
人の頭の中を移す
これはコピーです
キアヌが2人になったように
オリジナルは存在し続けるのです
年老いて車椅子の金持ちに新しい人生をって勧めていましたが
若い肉体には自分と同じ人格の人間が誕生するだけで、自分ではない
このあとの処理はオリジナルの抹消です
車椅子の老人は、その時に死ぬのです
コンピュータ上の「移動」は
コピーした後でコピー元を消去する処理の事です
決して右から左へ移るわけではありません
自我は脳に生まれた限り、そこから出ることは出来ない
さて、キアヌのした事は
自分の幸せのためだけにクローンを作ったわけです
彼の自分勝手な行為のおかげて
行き場のない新たな不幸な命を作ってしまった
おまけに記憶操作までしてね
将来、死んだペットのクローンが作られる時代が来るかもしれませんが
自分のために人のクローンを作るのは、社会を崩壊させうる事です
抹殺とまでいかなくても、社会から隔離は当然です
一番の悪者はキアヌ様というわけです
この映画で彼に肩を持つ感情が芽生える若い人がいたら
頭のいい人がいかに人心を惑わすかを学びましょう
そして、真理を見抜く目をみがくことです
18歳でそんな能力が持てる人は残念ながら少ない
参政権を与えるには、現在のような詰め込み主義的な教育を考え直してからにしてほしかった
まあ、小泉政権が考え無しの若者や、オバチャン連中を取り込んで勝利したのが、日本を間違った方向に向けてしまったんだけどね
映画とかけ離れた事を考えてしまった😹
だって、この映画
この発明は「大罪」か「奇跡」かって
わかりきったことでしょう
これは、ホラー以外の何物でもない
コレをハッピーエンド風の結末にしてしまうのは、背筋の凍る怖さです
もう一度いいますが
キアヌ様がやってるから許す😻
なんて思わないようにね🙀
