FukiIkeda

ローマンという名の男 信念の行方のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

3.4
何事!?となるような序章で始まり答え合わせに突入。
決して表舞台には出ずにパートナーを支えてきた人一倍正義感が強く真面目一筋の人権系弁護士ローマン。
パートナーが突然倒れ、表舞台に立って生きていかなくてはならなくなったが、ローマンはただの真面目な人ではなかった。
俗に言うコミュニケーション障害を持ち、サヴァン症候群特有の特殊能力をもつ、現代社会においては風変わりな人…。
こんなにも風変わりな人を主人公に据えられると、斜め45度の方向に事が進み、観てるこっちもてんやわんや。
そんな極端な彼だからこその、才能と信念、そして極端な過ちと変化と自己否定。
そして一度の過ちすら許さない神の天罰かのように運命の歯車が動き出す…。
不器用なローマンだからこその人生。
デンゼルワシントンの演技が凄すぎる。
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