宮藤

ローマンという名の男 信念の行方の宮藤のレビュー・感想・評価

4.0
どんな信念をもってしても夢と霞では生きていけないのが現実で
「ナイトクローラー」がこの世の地獄を謳歌する話なら、こちらは人の世で生きたいと願う“身近な人”の話だったわけです

正直でいれば困窮するし、バカ正直でいれば道を踏み外すし、もうどうしろってんだい(`ω´*)プンスカピー!!という問いに対して明確な答えは、おそらくない
だからこそ人間の根っこは優しさであってほしいし、自分もそうでありたい

でも何より衝撃だったのはこのローマンという名の男は実在しないということ
実話だったの!?とおどろく事は多々あれど、実話じゃなかったの!?となるのはレアケースなのでは
こんな人がいてほしいと思わせたデンゼル氏はやはり名優
宮藤

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