池

オンリー・ザ・ブレイブの池のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールで涙が止まらないということで気になっていて、先日トップガンマーヴェリックを観たので、それと同じ監督かつマイルズテラー、ジェニファーコネリーが出ているということで、友達と一緒に鑑賞。

今働いている会社が割と残業が多く、最近プライベートに時間を割けていないということもあり、マーシュやマクドナウの仕事か私生活をとるかという葛藤がかなりドンピシャなテーマだった。

長年消防士の道を歩みながらも、家族を選んだマーシュの決断が凄い。そんな中の最後の指揮、、しかしなんで、、

何回も訓練した防火テント、それは無惨にも炎に飲み込まれてしまう。
感想を書いていながらも、炎の中で必死に耐える消防隊員の情景が思い浮かび、今にも涙が出てきそう。

日本で暮らす僕たちには山火事は無縁な世界だが、他の世界ではこんな壮絶な世界が存在している。命をかけながらも人々のために働く消防隊員の勇敢さと、それをも飲み込んでしまう自然災害の恐ろしさ、僕たちは他人ごとでいてはいけない。

エンドロールで流れる、亡くなった消防隊員の実名と実際の写真と年齢。自分より若い隊員を含め、自分と同年代の消防隊員が亡くなったという事実に、エンドロールは涙なしには見られなかった。そして、自分と同年代の人たちが命をかけてまで仕事に真剣に挑む姿を観て、あぁ自分も仕事頑張らなきゃなと励まされた。

トップガンマーヴェリックと同監督ということもあり、そこと似たカットや演出もありニヤける。ジョセフコシンスキー監督はこういう男くさい軍チームものを描くのが本当にうまいなぁと感動した。
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