予告を観た時は「え？日本版テーマソング？はー、観るのやめとこ」って正直思ってしまった(笑)
「大丈夫。流れへんから」っていうお友だちの言葉に背中を押され、鑑賞。
これは！絶対に！観て欲しい！！！
もうこれしか言えない。
人間にとって使いようによれば、とても便利な火。
火がなければ色んなことが出来ないし、なくてはならない存在。
でも、その火が人間に対して猛威をふるったら？
うねるように、そしてどんどん勢いを増して迫ってくる火。
それは、とんでもなく怖い存在になるよね。
火事というと、私は建物火災がパッと思い浮かぶけど、今作は森林火災のエキスパートである森林消防隊の話。
馴染みがなさすぎて、森林火災に対する戦法とか「え？そんなことするん？逆効果なんちゃう？」とか思ってしまった(笑)
訓練なんて見てるだけで気分が悪くなるようなハードっぷり。
あれを軽々とこなせる彼らは、本当に精鋭部隊であり、強い男の人なんだなぁと。
そして、いつ何が起こるかはわからないけれど家族や恋人、友人を残して火に立ち向かう彼らの屈強な精神は、本当に見習うべきところがあると感じた。
自分自身の仕事は、人の生命に関わる仕事だとしても、自分の命を懸けているわけではなくて。
本当に彼らの仕事や、多くの人を助けたいという思いは尊敬に値すると思う。
あれだけの強さを持った人間になりたいなぁ。
そして、驚くべきことは、この映画が実話に基づく話だということ。
ラストまで息をつかせないスピードで話は進むし、手に汗を握ってハラハラドキドキ。
そして、ぐずぐず泣いてしまっていた。
これは本当に映画館で観て欲しい作品。
IMAXとかで上映してほしいなぁ。
