いずみたつや

オンリー・ザ・ブレイブのいずみたつやのレビュー・感想・評価

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綺麗事抜きの立体的な人物描写が素晴らしく、出てくる人が全員好きになりました。

それゆえに終盤は胸が張り裂けそうになりますが、身近な誰かを亡くした時の喪失感を、映画でここまでリアルに体感させられるのかと心底驚きます。

“人は変われる”という希望はとても感動的ですが、一方で人の感情が変わることで起きる摩擦も見せるバランスにも感心します。

単純なカタルシスのために、物事や人の感情を簡略化しない。

その姿勢がとても好感が持てるし、やっぱり面倒くさい人って人間味があって愛おしい。

前半はさながら戦争映画の訓練シーンのようで、いわゆる体育会系ノリが好きな人にもハマる作品だと思います。