makirakira

オンリー・ザ・ブレイブのmakirakiraのレビュー・感想・評価

4.3
あ、あ、あ~?
そういうセリフ言う時に限って…?
まさかね?

こういう類いの危険に立ち向かうお話って、誰かに死亡フラグたつんじゃないかと常にドキドキしてしまいます。
イイ人達ばかりだと尚更(>_<)
誰も死なないで無事に終わってと。


森林消防団の隊長タフガイのマーシュ(ジョシュブローリン)、ヤク中だったけど娘が生まれて消防団に入隊・更正していくブレンダン(マイルズテラー)の二人を中心に、【グラニット・マウンテン・ホットショット隊】の隊員たちとの友情や家族との絆を描くと共に、森林火災の恐ろしさを描いていました。


森林火災を止める為に、先に回りを燃やす?そんな荒いやり方あるのか!( ; ゜Д゜)とか、すぐ後ろでボーボー燃えてるけどそんな余裕かましてて平気なの!?( ; ゜Д゜)とか、全然知識がない私にはかなり怖かったです…。

実話が基、との作品ですがあえて何も調べず知らずに観賞したのですが、衝撃でした。
現実の恐ろしさを目の当たりにした感じです。
迫り来る火の手が獣のように襲う映像もすごかった。

映画での演出かもしれないけど、隊長の奥さんの最後の台詞はあの状況の最中になかなか言えるものではない、素晴らしいと思う。
奥さん役のジェニファーコネリー、熱演でした!女性として夫に対して思う気持ちが、色々とわかって切なかったです。


地方自治体としては初の消防団となった彼らの功績はこれからもずっと語り継がれていくのですね!

はからずも観賞した日が3.11のこの日。
大きな天災が起きませんように、奪われる命がありませんように、と切に願います。

あの大きな木の下での最後のシーンは、なんだか「レオン」を思い出した…。
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