オーストラリアのやつがまだ3分の1ほどしか鎮火できていないという邪悪すぎる森林火災。
実話がベースな消防部隊の話。
アクション寄りかと思いきや、ジャケットで敬遠してたのを後悔するくらいに敏感で繊細なヒューマンドラマ。予想外に涙腺に来た。
消火っていうより防火なんですな。
そもそもの仕事内容が新鮮でとても面白いし、同時に過酷すぎて畏敬の念を覚える。
見る前と見た後のギャップが良い意味でしか生まれない。明確に価値のある名作。画的な動きは少ないのに、心は動くし動かされる。面白味もキャッチーさも無いシンプルすぎるタイトルが後になって突き刺さる。
日本の湿気に不満を垂れ流してたのを申し訳なく思うくらいに乾燥ってやつは害悪なんだ。不条理すぎるな地球。
