【過去に観た映画】2019.9.21
老人ホームで働く青年、和彦。
癖の強い経営者が押し付けるルール、老人達との関わりの中で和彦が、変わっていく。
香川県ロケで、老人役は地元の
高齢者劇団のメンバーが演じて
いて、知ってる方が何人も出ていた。
タイトルやポスターから受けた
イメージとはかなり違っていた。
老人ホームを題材にしていたが、描きたかったのは、青年の葛藤か。
老人に向ける眼差しは優しい。
振り切れてはいなく、和彦の
苛立ちが伝わりきれていない
感はあったかな。
排泄欲、食欲、性欲等
老人になるにつれ、それが露に
なるというが、それらの描き方もゆるかった。
アダルト雑誌のライターをしていた時、スカトロマニアのことをよく書いていたが、そういう性癖を既に露にしてる人は、年をとると、どんな欲望が露になるんだろう。
上映後は、主演の半田周平と脚本家、監督の舞台挨拶。
脚本家と監督は兄弟。