キム・ジウン監督最新作にして日本アニメ映画のリメイク。
原作は未見であるが、とにかく公開を待ち望んでいた。ネトフリよ、拾ってくれて感謝する!
ストーリーは思ったよりも普通。よくある政治が絡むやつ。南北統一の設定はよかったが、無難で薄っぺらく、ラストは蛇足、テーマが見えてこないから、第一優先は原作を違和感なく映像化させようとした感じに見えた。
だからこその最高のビジュアル。特機隊のジャガーノートのビジュアルが半端ない。暗闇に光る赤い目、ガチガチした動き!これを実写で違和感なく表現できるのが素晴らしいとしか言いようがない。さらに、ガンアクションも超一流、軽機関銃無双も最高。ブレードランナーよろしくな、アジアンフューチャリズムも最高。
こうした重厚な演出・アクションは日本映画にできない。「亜人」とかでも、ロックをBGMにしてスポーティで軽々しさがあるから、アクションは良くても重みがない。完全に置いてけぼり食らってるね。これからクソ邦画で実写化せずに、韓国の人たちが作ってくれよ!!たのんます!
俳優も完全にすごいね。演技がしっかりしてる。カンドンウォンとチョンウソンは言うことなし。キム・ムヨルの狂気じみた演技最高すぎ。ハン・ヒョジュはいつも通りのベテラン演技。
キム・ムヨルの良さをみんなは分かってくれたかな?あの顔好きなんだよ!
カンドンウォンいつになったら老けるんだ?