見習いサンタ

クソ野郎と美しき世界の見習いサンタのレビュー・感想・評価

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)
4.0
今年1番でました!!

この作品については、映画単体という見方はちょっと無理なので「新しい地図」の活動の一つとしての評価になってしまうのですが、その意味ですばらしい作品なのではないかと。

オムニバス形式で、話が進みますが、全ての話が3人のキャラをうまく表していて、一作品ごとに「ゴローならこれこれ!!」ってな感じでピッタリはまってます。
その上で、各監督の個性がバシッと植えつけられているので、見てて飽きない。

太田さんのはちょっと軽いかな…まぁいいや。

もちろん、見てて飽きないのは、3人の圧倒的なタレント性によるものだとは思いますが。

そんでもって、ラストでは3つの話が全て一つになり、「新しい詩」となる、という。

スタートダッシュでこれ以上ないでしょう。

映画としても、これまでバラエティとかでしか見られなかった3人の個性が作品になってることによって、より観客に身近な存在になる。

それに、ラストの撮影場所たぶん、谷根千でしょ。スマップから一番遠い場所じゃないっすか。

これだけ自由にやってるのに、観客にとっては、3人の活動が自分のことのように思えてきて、観終わった後に、3人からすごく元気をもらえている。

これ、渋谷すばるが見たら泣くんじゃなかろうか、あと、キムタクが嫉妬するんじゃなかろうか。

それくらい、すっごい好きな作品になりました。

この映画は、エンドクレジットで、ポスターのところに「佐野研二郎」って名前が出るとこほが作品のクライマックスですね。

俺も3人に負けないようにがんばろうっと!!

六本木ヒルズから見える、今夜の東京タワーはいつもよりきれいだ!!
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