すーさん

クソ野郎と美しき世界のすーさんのレビュー・感想・評価

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)
2.5
2018-54(27)
愛すべきクソ野郎ども、というか。なんだか「クソ」であるほど人間味があるような、動物染みているような。
作品全体から、何かの叫びを聞いた気がする。赤ちゃんのように泣き叫ぶクソ野郎たち。この世界は息苦しくて生きづらいかもしれないけど、美しくもあるのかもしれず…。いくら「クソ野郎」と呼ばれようが、高らかに自分を示して叫んでみると、美しくなる世界もあるのかもしれない。「新しい詩」という最後の短編は、ミュージカル仕様で結構爽快なところも。

個人的には、元SMAPの三人がこんな映画を作ったんだー!と、ちょっと驚きつつ、何かが確実に変わっている感じを受けました。
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