クソ野郎と美しき世界の作品情報・感想・評価

クソ野郎と美しき世界2018年製作の映画)

上映日:2018年04月06日

製作国:

ジャンル:

3.4

あらすじ

全力で走る女、フジコ。フジコを追う不気味なマスクをした極悪人「マッドドッグ」。彼らが向かう先には天才ピアニスト。歌を食べて生きる少女「歌喰い」と歌えなくなったアーティストの不思議な関係。失った息子の右腕を探す旅を続ける夫婦。2人が沖縄で出会ったのは…?夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロアで繰り広げられるショー。 極悪でバカで泣けて踊れる、クソ野郎だらけの4つのストーリー。 『ピアニスト…

全力で走る女、フジコ。フジコを追う不気味なマスクをした極悪人「マッドドッグ」。彼らが向かう先には天才ピアニスト。歌を食べて生きる少女「歌喰い」と歌えなくなったアーティストの不思議な関係。失った息子の右腕を探す旅を続ける夫婦。2人が沖縄で出会ったのは…?夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロアで繰り広げられるショー。 極悪でバカで泣けて踊れる、クソ野郎だらけの4つのストーリー。 『ピアニストを撃つな!』監督・脚本:園子温、出演:浅野忠信、満島真之介、馬場ふみか、稲垣吾郎 『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』監督・脚本:山内ケンジ、出演:中島セナ、香取慎吾 『光へ、航る』監督・脚本:太田光 出演:尾野真千子、草彅剛 『新しい詩』監督・脚本:児玉裕一 出演:クソ野郎★ALL STARS

「クソ野郎と美しき世界」に投稿された感想・評価

この作品に関わった「新しい地図」たちへ、ご祝儀のつもりで観たものの、なんだかんだで若い才能に圧倒された作品でした。エンドロールには大手企業の名はほとんどなく、いかにして彼らの選んだ道が険しかったかを物語っています。こういった行動を私たちは応援したい。そうしなければいつまでもカビの生えた慣例に取り憑かれたままだと。

作品はオムニバス形式になっており、彼らが最も得意であろう役型を演じています。そして監督、スタッフたちも個性を重視したのでしょうね。流し見するとあっという間に終わってしまいそうなほどショートストーリー独特のスピード感が面白かったし、謎場面が多いのも、追々解明できたりと、至れり尽くせりのエンターテイナーとしてまとまっていると思います。

逃げればいい。

ほんと、そう思う。そして自分たちが最高のクソ野郎だとドヤ顔で今後も光り輝いて欲しい。
2018年 劇場鑑賞 22本目
AVENTURiER

AVENTURiERの感想・評価

2.1
SMAPファンですが、映画として公正な目で評価すると、オススメとは言い難い。
オムニバスとしてなら、少し前のSmap short filmsの方が余程面白かった。

ただ、4作目で歌って踊る慎吾ちゃんの姿を見ると、なんだか楽しくなった。続編の制作が発表されましたが、是非ミュージカル映画にして欲しい。
ヒュー・ジャックマンみたいな慎吾ちゃんが見てみたいな。
タカミ

タカミの感想・評価

3.0
いつまでもあるものと思っていたものがなくなることは悲しい。もうなくならないように応援しなきゃと、番組を観てインスタに❤してTwitterにいいねしてYouTubeに👍してブログにコメントを残して曲をDLするという。私こんなに健気だったっけレベルで映画も観てきた。今まで観たどの映画よりも長い長いエンドロールは誰も席を立つことなく多分みんな同じ気持ちで見届けた。帰りの観客の中には孫と来ているお婆さんが多く、涙を拭いており。私も同じ気持ちよ。と。キュッ。
BoiledEgg

BoiledEggの感想・評価

3.2
言いたい事は伝わるけれど、面白いかと言われれば微妙。

1本目のはキツかった。ゴローちゃんの演技が悪いわけではないんだけど、あまりにもピアノと手の動きがあってなさすぎる。
2本目は歌を食うってアイデアは好きだけど、絵も食えるってのは納得できなかった。1番メッセージ性は強かった。
3本目の草なぎ君のは良かった。太田さん監督なので楽しみにしてたけど、冒頭から草なぎ君がとてもいい味でてた。
4本目は今までの3本をまとめた風だけどまとまってないし、3人で歌うシーンが見たかった。歌は大変良かったです。

3人の事は応援しているので頑張ってください。
2018.4.14
愛すべきクソ野郎ども、というか。なんだか「クソ」であるほど人間味があるような、動物染みているような。
作品全体から、何かの叫びを聞いた気がする。赤ちゃんのように泣き叫ぶクソ野郎たち。この世界は息苦しくて生きづらいかもしれないけど、美しくもあるのかもしれず…。いくら「クソ野郎」と呼ばれようが、高らかに自分を示して叫んでみると、美しくなる世界もあるのかもしれない。「新しい詩」という最後の短編は、ミュージカル仕様で結構爽快なところも。

個人的には、元SMAPの三人がこんな映画を作ったんだー!と、ちょっと驚きつつ、何かが確実に変わっている感じを受けました。
hatthi

hatthiの感想・評価

2.3
ファンのための映画
3人がとても生き生きしてた。つよぽん演技上手い。これからも頑張ってほしいです。
のん818

のん818の感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった! 全体的にコメディ色強くて声出して笑っちゃいたいシーンもあるし、結構エグいシーンも(グロはない)。別々の監督が撮った3つのエピソードに散りばめられている伏線が4話目にきちんと回収されて成立していくのは、さすが。
これはたくさんの人に観てもらいたい!せっかく最大スクリーンを当ててくれたのにガラガラなの悲しいし、勧めていかないと!
映画好き観点から言うと、SMAPファンじゃない人もすごく面白いし、何にも考えなくて観られる映画だと思う。ただし万人受けは、どうかな。
SMAPファン的には、本編始まる前から泣いた。 新しい地図の映像で。そして吾郎ちゃんの連呼!慎吾の歌と絵!帰って来た剛!すべてが今までのSMAPとここ数年のSMAPと、これからの3人のストーリー。これは新しい地図の壮大な幕開け。それに立ち会わないわけにはいかない。
新しい地図 の始まりにふさわしい映画を撮ってくださった園子温監督、山内ケンジ監督、太田光監督、児玉裕一監督、ありがとうございます!クレジットの飯島三智の名前に、深く深く感謝。
吾郎ちゃんはいかにもな吾郎ちゃんだし、脇を固める俳優陣が見事。慎吾は、多分慎吾まんま。歌と絵とセリフと、慎吾まんま。剛はほんと、相変わらず演技すごいなあの人。すごい。そしえ最後は、一緒に歌って踊ってもいいですか?

2回目の クソ野郎と美しき世界、これ、1回目より2回目3回目が面白くなるヤツや。あの電話があれか!みたいな繋がりが発見できるヤツ。普通にいつも映画を観に行ってる人に、普通に観に行って欲しい。映画を観慣れてる人なら、このオムニバスの繋がりは面白いと思う。
4話とも監督の違うオムニバス形式で、1話目の吾郎ちゃんの「ピアニストを撃つな!」は原色のサイケな世界がすごくて(衣装どれも好き)、2話の慎吾の「慎吾ちゃんと歌喰いの巻き」は舞台っぽくて、3話の剛の「光へ、航る」は2時間分に匹敵する映画。
それぞれ別の3話が終着するのが4話目の「新しい詩」なんだけど、これはミュージカル映画!一緒に歌いたい!

3人の女優さんたちがすごい。馬場ふみかちゃんのスパークっぷりはぶっ壊れてるし、中島セナちゃんのイマドキのキラキラ女子とは一線を画した不器用さが愛しいし、そして尾野真千子さんの圧。まじ圧ぱねぇ。
マッドドッグ大門浅野忠信と、満島真之介ジョーの絡み、ほんと好きだわー。台詞のない、路地を歩いてるとことか、もう!なに楽しそうにキャッキャしてんのよ!

歌を喰われたストリートミュージシャンが、「怖い!やだやだ怖い!」ってパニックになるの、自分の歌を歌えなくなるって、歌を歌う人にとってはものすごい恐怖なんだ。尾野崎さんも。悲しいとか辛いより、「怖い」んだ、って。
慎吾ちゃんは、絵を描くことでまだ救われたのかも。でもその衝動は抑えられないし、本当に歌えなくなった時は、クソを食べちゃうくらいに切羽詰まってた。

剛のクソっぷりは、本当にクソすごい。予告で流れてた「孤狼の血」に出てるんじゃないですかね?それと掛け合う尾野真千子さん、極道の妻っぽくなく普通なのに、やっぱ極道だわ。しかし極道なのに「パパ」呼び可愛いすぎないか?(笑)
わー!っとなった尾野真千子さんをクソ剛が抱き締めるあの表情だけで、愛してんだなぁ、って。まぁ妻にビンタ食らわすクソ野郎なんですけど。倍返しされてますけど。
(やっと)3回目観て気づいたけど、 新しい地図の3人は脇役なんだ。浅野忠信さんと馬場ふみかちゃんが主役だし、中島セナちゃんが主役だし、尾野真千子さんが主役だし、池田成志さんが主役だし。いや、主役級の俳優さんたちが出すぎなんだけど。

ep4のミュージカルは大好きだ。異形(と言っては失礼か)のものたちがわんさか出てくるの、大好き。あと、クソ剛の車も好き。
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