明月

娼年の明月のネタバレレビュー・内容・結末

娼年(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ポツドールの三浦さんの監督、脚本だけに、性と暴力の描写はえぐい。

松坂桃李はすごく良かった。
透明度もあり、仄暗い瞳が沼から出てくるような表現をする。

男からみた官能は、いつも母性に行き着くんだな、と思う。

女の貪欲さは、清々しいのかもしれない。

同級生が「もういる世界が違うんだね」と号泣するのが痛々しく、
リョウが「またバーに来てよ。めぐみはいつでもタダだから」と涙ぐみながら告げるところが刹那い。
明月

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