murasaki

娼年のmurasakiのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
4.5
石田衣良さんの本のなかでもこの作品は特に好きで、舞台化されたとき観に行けなかったので映画公開日の今日は、気合い入れて朝一の回見に行きました。

三浦監督の「愛の渦」観たときエロと見せかけてよくここまで人間臭くできたな!って思ったから、
今回もエロと見せかけて...って予測したのだけど、いや、エロだし、アダルトビデオを連想させるシーン(私は笑ってしまった)とかガンガン出てくる。
おまけにショータイムか?と思う演出もありで、多彩(多才というよりも)なエンターテイメントが見られます。

だけど登場人物それぞれや、仕事に呼んでくれたお相手のバックグラウンドを聞くと、この監督にもっと色んなテーマを見せられているんじゃないか?と思ってしまいます。
そこら辺は、原作を読んだときより印象に残りました。

全体を通して、松坂桃李すごい!ってびっくりした。大学生の歩き方、髪型、してるわ~。あとめちゃ体力、ある。

鑑賞料金1600円でよかったのかな?また原作も続編も読みます。
murasaki

murasaki