きょんきょん

娼年のきょんきょんのネタバレレビュー・内容・結末

娼年(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

一般的にはとんでもない変態行為の要求を、戸惑いつつも引いたり、拒絶したり、蔑んだりせず、最大限に応えてるリョウに好感。

娼夫の仕事をするリョウを罵倒する友人のメグミとシンヤ。
メグミからは罵倒され
ホストのシンヤまでも軽蔑する。

個人的にここが1番グッときたシーン。

それまで情熱的なセックス、放尿、寝取られ、セックスレスの主婦、70の老女とのラブシーンを見せられ、それからのメグミとシンヤの辛辣な言葉。

最もらしい一般論や正論?を叩きつけられるが、娼夫の仕事を肯定し受け入れているリョウには響かない。

メグミは想いを寄せるリョウが自分の理想通りの人物でないことに、慕うがゆえに怒りが湧いてしまっているように見えたし、
シンヤはリョウに夜の男というアイデンティティを奪われ嫉妬がむき出しであるように思えた。


人間、周囲に勝手にラベリングし、見下し、傲慢な態度をとり、思い上がる。
でもそれらを飛び越えた人だけに、他人の本当の姿を見ることができ、心から抱きしめ抱きしめられることができるんだろうと思った。