小一郎

娼年の小一郎のレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.8
根強い人気に根負けして鑑賞。上映後、女性のざわつく声が聞こえる、痛快セックスヒーロームービー、だったかな。

謎の女性・御堂静香がボスを務める犯罪組織「パッション」に改造され、我らが男のスーパーヒーロー、“ショーマン”となったリョウがあらゆる技を駆使して敵を倒す、じゃなかった、どんな欲望を持つ女性でもイカセまくる話(ただしノーマル担当で、アブノーマル担当には別のヒーローがいる)。

ショーマン・リョウの武器は強さ、知性、優しさ、粗暴さ、苦悩、そしてアレのテクニックなどなど。トラウマによって身につけたフェロモンに年上女性もメロメロで、1人の例外もなく彼の軍門に下っていく。

そしてラスボスとの対決を迎えるが、何故か妙なことになり…。仕方なく、別の手で攻めようとするショーマンの前に、お呼びでない憎たらしい敵が襲いかかってきて行く手を阻むと、怒りに震えるショーマンは、最強にして最も派手な必殺技で完膚なきまでに打ちのめす。もうね、いろんな意味でスッキリ、みたいな。

さて、お待ちかねのラスボス対決はというと、敵の強固なバリアーの前にさすがのショーマンもお手上げかと思いきや、これまた敵に触れずとも倒す、みたいな神業を繰り出し完勝。

凄いぞ我らがショーマン、ヤツに倒せない相手はいない、一体何者なんだ、と思っていると彼自身も知らない秘密が明かされるという親切設計。かくしてリョウは、女性の欲望を満たすことで社会の秩序と平和を守るスーパーヒーロー、ショーマンとして戦い続けるのであった。

おしまい。

●物語(50%×4.0):2.00
・一瞬、成長ものかなと思ったけれどヒーローもので、面白かった。さらに奇抜な欲望を持つ新たな敵やアブノーマル担当のヒーローが相手をする敵とかと戦う続編が観たいかも。

●演技、演出(30%×3.5):1.05
・次回作は是非、大物女優を起用してもらいたい。

●画、音、音楽(20%×3.5):0.70
・都会の夜はジャズだね。