suga37

娼年のsuga37のレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.6
無気力で女性になんの興味・関心のない大学生が身体を売る極めてセンセーショナルな一作。

のっけから性的な描写が多く散見され見る者に衝撃を与えまくる、というか松坂桃李身体張りすぎだろ役者の鏡かよ。

こと性的欲求に関しては女性よりも男性の方が強くあるように思われがちだが、そんな意見を一気に振り払ってしまって、女の性に対する狂気じみた関心をまじまじと見せつけられるため、挙句には女性への怖さすら心に植えつけられる。

良い映画を観れば感動するだろうが、こういった人間の欲求や俗世間に顔向け出来ない人々に焦点を当てた映画もまた感動を生じさせる。
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