黒柴

娼年の黒柴のレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.6
娼年とは良く考えた邦題だな。
学生でバーのアルバイトをしてるリョウ。
最初は戸惑いながらも娼婦ならぬ娼年の道に入って行くが、この映画、よく光の当て感を考えた映画だなぁ。
ブルーライト、ラブホで身体をむさぼり合う2人にカーテンから漏れる木漏れ日なんて計算されてる感じで決してエロ映画・・・エロ映画なんだけどキレイさを感じた。松坂桃李はまり役だな!だって松坂くんの右頬のホクロが随所に強調されてあどけなさも残るリョウ君。満たされない色々な性癖を持ってリョウくん目当てに指名して性欲をぶつけ合う。それを金のやりとりが有るとはいえ需要と供給のやりとりがある。

こんな事は倫理的にダメなんだが満たされない性欲を金のやりとりが有りながら満たすのは女性、男性も一緒なんだ。女性の性欲はある意味、まだまだオープンになってないところがあるけれど。しかしこの映画、観るにあたって音量は充分注意した方がいいね。いやらしい音が隣に筒抜けになりますよ(*´ω`*)
最後の同級生との絡み、あの女の子本気で感じてない?
黒柴

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