Aya

娼年のAyaのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.5
#twcn

友人からタイトルから想像できる通りの松坂桃李くんが見れるでしかし!と言われ、みんなの噂を耳にした瞬間、終わったやつー!!
ソフト出てた!!

今年、とてもたくさん映画に出て、結構チャレンジングな役を続けている偉い松坂桃李くん。
そんな彼が主演でタイトルが「娼年」だとう?!

これエスコートクラブに誘ってきたマダムの言ってることって、結構的を射てると思うんですよ。
確かに先の尖った靴は嫌いです。オックスフォードじゃない限り。
(でも手話の訳が全然違ってましたよw)

だって最初のSEXシーンつまんなかったもん。
松坂桃李くんじゃなかったら早送りですよ!

「あなたのSEXは心がこもってない。つまらない」と5000円の値を付けられてしまい、落ち込む桃李くん。
まあぶっちゃけ顔だけで5万円て感じですけどねw

女の人の気持ち、ってか人の心の中が全然わからない桃李くんは、学校の女友達に女にとってSEXとは?!と率直に聞きますが、返ってきたのは「好きな人とする愛の通ったSEX」という当たり前の返しに、参考にならねー!って感じだけど、色々考え始める桃李くん。

そして、初めてお客さんが付き、そのお客さんとのファーストSEXシーンは見応えあった!!結構良いホテルとってるのに、ベッドを使わない時点でもうお互いほとばしってるじゃないですか!!

お互い、なんですよね。
しかしこれは商売です。お仕事です。
(※日本では売春も買春も犯罪です)

このマダムはさらに言います。
「人の欲望が無限だ」

そう。私がコミコンに払う10秒もない程度の時間への28000円と彼女たちが「自分の欲望を満たすため」に桃李くんとのSEXに払うお金の差はないんですよ。
欲は金で買えるものと買えないものがあるし、買える人と買えない人がいる。
だからこそ、買えるときに買える人は買ったほうがいいと思います。
ただ、犯罪はダメだぞ★

この桃李くんて、あんま普段よりカッコよくはないとおもうんですよ。顔のコンディションの話ね。
で、この役っていうの、やっぱいいよね・・・。

結構うまい撮り方をしてて、体で隠れるのでダイレクトではないのですが、挿入してる体勢に全く違和感がないです。
桃李くんも相手の女優さんも惜しげも無く裸を披露し、身体を弄り、弄らせ、激しく腰を振ります。
あと、ストッキング破るのうまいなあ、と思いましたw

で、友達にバレてボロカスdisられるんですけど、友達の言ってることはおかしいです。

桃李くんのやってることは法に触れてるので(且つ、それを承知で利益を得てる)多分、逮捕・・・まーでも初犯だから取った客の数によっては、起訴されるんじゃないかな?
それが彼のこれからの人生に影響を及ぼすだろう、という心配はわかります。

でもやってる「仕事」に本人が納得してそれを説明してるのに、その内容がSEXだからって責めるのはおかしいと思う。
しかもあれだけ責めたのに「金払ったんだから」みたいな言い方する女マジサイテーやと思ったけど、桃李くんのこと、好きなんだよね・・・。

でも「好きな人とする愛の通ったSEX」がいいSEXと言っていた女友達が、お金を払って好きな人とSEXするってどれだけ虚しかっただろうか・・・。

しかし、度胸のついた桃李くんはレイプ未遂の行為にまで及ぶようになります。
あかんわ・・・悪い影響生んでるやん・・・。
彼には顧客の多くがそうであるように、ある事情から年上の女性に強い憧れがある。

しかし、今まで他人に興味を持てなかった桃李くんがSEXを商売にするようになり、顧客のニーズに沿う、というよりは相手のことをきちんと考えるようになった。
ある種のビルドゥングスロマン・・・。

まあでも正直、ごちそうさまでした!!(2回目w)

佐々木心音さん、ほんといいですね・・・。

Aya

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